二十歳前後で読んだ、沢木耕太郎の深夜特急。影響されてバックパックでモロッコ〜スペイン〜ポルトガルを陸路・海路で旅した。マラケシュの雑然としたマーケットや、サハラの赤い砂と夕日と星空の同居、アンダルシア地方の白い街、ユーラシア大陸最西端のロカ岬からの眺め、FCポルトのホーム戦・・・想い出すだけで、懐かしい。
最近では、プラハとウィーンに行ったけれど、別ジャンルの楽しさ。
旅学 No.5を読みながら、全く予定を立てない旅を、改めて実行したい気持ちになった。本号の特集はペルー。ペルーと言えば、マチュピチュに代表されるインカ帝国があった土地であり、ナスカの地上絵で有名なナスカ市がある国。日本からはなかなか不便な立地、それだけに魅力を感じる。
特集の中では「ペルー3500kmのワンダートリップ」と題して、リマ〜マチュピチュ〜チチカカ湖へ至る旅路のテクストが写真とともに綴られる。この雑誌が一貫して伝える+No.5から新たに表紙についた「旅に出ようよ!」のステッカーが伝える通り、本当に旅立ちたくなる本デス。
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