2010/07/20

iPadに興味を示した人々

発売日に衝動買いしてから、もっぱら家の中で利用するばかりのiPadですが、思わぬ"おふたかた"に好評を得ている。それは、1)義理の母親 と 2)1〜2歳の子供。

1)義理の母親
妻の出産に合わせて我が家に滞在しているのですが、
  • コードが無い(=家の中持ち歩きに便利)
  • PC起動しなくて良い(=人に頼まないでも自分で検索できる)
  • レシピ集に感激
  • 使い方が簡単(=押すところがある程度限定されている)
  • 数独アプリに感激(=紙と鉛筆が不要で間違えた際の修正容易性)
といった理由で、自宅でも購入を考えている程。
「使い方簡単」については、アプリが1画面に同時起動できるOSよりも、(裏ではマルチタスクで動くにしても)一度に表示される画面では1アプリを表示するiOSの方がユーザフレンドリーという証拠かな。でも、決してそれはiPhoneサイズではなく、大きい画面が必要である(=iPad)、とはアランケイのお言葉。実物見た後では、確かにね、と感じる。


2)1〜2歳の子供
今のところ100%の確率で「触って音が出るアプリ」に興味を示す。
JamPadPocket Pondがその最たるもの。JamPadは鍵盤アプリなので、興味持つ理由もわかりやすい。Pocket Pondは、その名の通り池をシミュレートしたアプリで、画面触ると”ちゃぽん”という音と共に、水面が揺れたり、泳いできた鯉が逃げたりする。
 ※水面ちゃぽんとした直後にiPadの裏側を見た子供が居た。これは、子供の性格に因るところが大きいかもしれないけど、物事の仕組み・仕掛けを知ろうとする純粋な行動だと感心。将来期待大。

ただし、というか当然のようにバシバシガシガシ耐久テストの如く使うので、G-SHOCK並みなタフさを備えるべく、強力ケースが必需品です。


というわけで、iPadの持つポテンシャルを再認識した今日この頃。

2010/07/14

雑誌スキャン(PDF化)と各種電子雑誌アプリを経験して

しばらく前に購入しましたが、評判通りの機能と効果。
「捨てるにはもったいないけど、保管スペースが・・・」だった雑誌類を裁断→スキャンしてPDF化しました。俗にいう”自炊”。両方合わせて7万強の出費ですが、雑誌が占有するスペース月額単価と比較した場合、回収期間法では数ヶ月でペイする計算(という正当化)。

プラス
発売日:2009-09-01

富士通
発売日:2009-02-07

1週間にわたって、100冊弱をPDF化したけど、断裁機の切れ味に惚れ惚れし、スキャンのスピードに驚嘆。スキャンのスピードに関しては、業務用の複合機よりも速い(と感じる)。

ただし、トータルな解決策としては、まだまだだと感じる点も。
それは、PDFの文字認識機能(OCR)。これは、上に挙げたハードというよりもソフトの問題。

当然ながら、PDF化した雑誌データは「そういえば、前に買った雑誌に○○の事が書いてあったな」程度な記憶をトリガーに、検索をしたい。そのためには、画像データとしてのPDFだと何の意味もなく、テキストデータ化しておく=OCR(Optical Character Recognition)ソフトを通す必要がある。

スキャナ添付のOCRを利用したけれど、まるで駄目、使い物にならない。確かに、今回は縦組横組が混在する雑誌であったというのも、OCRソフトには不利な点ではあると理解します。ただ、それを差し引いても、実用にはほど遠い。これが、文庫や新書のように、縦書き統一フォーマットだったら使えるかもしれない。

なので、雑誌データは今のところ、とりあえずPDF化しておいて、優れたOCRソフトが出てくる事を待ちます。

で、PDF化とビューンとWired電子版、GQやVOGUE等の電子本を経験した後に改めて感じた事。
「特定媒体に適した表現方法を、別媒体でシミュレートしても全然ダメ」という事。
記事や広告に関連した動画やwebにダイレクトリンク出来る事は、メリットの一つではあるが、それが電子本である必要性には直結しないと感じる。

一度紙媒体で読んだ雑誌のPDF化は、"読む"事ではなく、アーカイブや上記で述べた検索がメイン目的なのでアリ。初めて読む電子媒体雑誌が、紙と同じ編集の場合はナシ。

当然の事かもしれないですが、実体験を通じてそんな形が見えてきた。

プラスして、「保管スペースをとっても、やっぱり紙媒体のまま手元に置いておきたい」と思う雑誌は、そのまま本棚においてあります。AXIS、1997年位までのSwitch、STUDIO VIOCE、Esquire、アイデア、旅学などなど。

2010/07/11

L5 Remote


リビングにはTV、AVアンプ、PS3、エアコン、照明などなど、沢山のリモコン操作機器が溢れていて、その数だけリモコンがあって邪魔。

そんなときは、iPhoneやiPadを赤外線リモコンに返信させるこのアクセサリの出番。
http://www.l5remote.com/

以前から学習リモコン欲しいなぁと考えていたのですが、2010年初めにこの製品がアナウンスされてから待つ事数ヶ月。2010年5月くらいに入手。iPhone/iPad側にインストールするアプリはiTunesから無料で入手可だけど、肝心の信号授受する部分が有料(50US$、送料15US$)。

利用するまでの手順としては、

  1. iTunes app storeからアプリダウンロード
  2. リモコン画面のデザイン
  3.  L5 Remoteの装着
  4. リモコン信号の読み込み

といった感じで至って簡単。↓の動画見るとよくわかります。


L5のサイトでは、 iPhone4未対応のように見えますが、使ってみたところ正常に稼働(ただし自己責任で)。

目下の悩みは、 解約した iPhone3GSをこれ専用にするのはハードリッチすぎるなぁ、という点。iPod Touchの中古でも買おうかと検討中。

しかし、 iPhoneやiPadのハード面、 iTunes app storeでのソフト面の両方が充実した事によって、明らかに便利になっている。個人的には Lemurや学習リモコンは購入前にiPad/iPhoneに流れ、tenorionは手放そうか検討中だし。Appleへの支払額が順調に増加中です。