2009/11/22

MyBookShelf


MyBookShelf
Originally uploaded by girardperregaux
どんなに記憶を辿っても、中学から高校まではほぼ読書の習慣は無かったと思う。むしろ、小学生の時の方が読書感想文を書く目的や、家庭配達教材についてくる読み物を親に強制的に読まされていた分、活字に触れていた。

一 転、高校3年時に部活を引退して受験勉強を始めた頃から図書館に通うようになる。それまで体を動かしていた世界とは真逆だけれども、ぼんやりとその空間に 知的興奮を覚えた。独特の静けさ。本の匂い。圧倒的な本の存在感。自分の知らない知識/地域/学問/文化への接触に快感を覚えると共に、現在の「自分の基 礎」となる素地が形成されて始めた、と今は感じる。

そして今2009年。
学部時代(1996年)からその時代時代において、興味を持った様々なジャンルの本を読んできた。その結果が上記写真。現在約400冊程度の書籍が手元にある。配置は自分なりの文脈棚として構成していて、半年〜1年に1度の配置換えは、興味対象の棚卸しとなっている。

今 まで、ブックリストや目に留まった文章、気になる著書などをネット上の様々なサービスに登録し活用してきたけれど、"リスク分散"といった積極的意図は全 くない。「意思のない行為」は当然の帰結として好ましい結果を生まない。情報は分散してしまい、散文はリポジトリ/アーカイブ的構成・役割を果たしていな かった。

上記の状況を解決する試みとして開始したのがこのブログ。「どうせなら」と、本に関する事だけでなく撮り貯めた写真(Flickr)とtwitterも連携したかったので試行錯誤予定。カテゴリは興味の遷移に伴って増えていくと思われます。

数年後、この場で「自分のリポジトリ/アーカイブ」もしくは「ネット上の自分」が構築できていたら良いな、とそんな事を考えています。


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